とにかくあれこれ      自慢してみるブログ。


by billybrown
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

横浜トリエンナーレ

天気がよかったので、
ふらっと横浜トリエンナーレに行ってきました。

今回の開催は横浜は山下公園の先の倉庫で開催。
海の風が非常に気持ちよかった。

ってか横浜トリエンナーレってのはいったい何?
って方に説明しますと。

アートサーカス。
現代、近代アートの祭典です。

無名、若手から大御所まで、
いろいろなアーティストが作品を出展しています。

有名なとこだと、奈良美智さんとか。
聞いてピンとこない人もこの絵を見たらわかるでしょう。

a0017032_20581095.jpg


この人好きなんだよねー。
以前原美術館でやってたイベントも見に行きましたよ。
あれ?誰と行ったんだっけ?
ま、いいや。

今回もすごくかわいかったです。

まあ、今回は奈良さんはおいといて。

横浜トリエンナーレ総評。
映像作品、体感作品、非常に多岐にわたっていておもしろかった。


その中で1番好きだった作品を紹介。


『天使探知機』 
ジャコブ・ゴーテル&ジャゾン・カラインドロス (ドイツ+ギリシャ)
Jakob Gautel & Jason Karaïndros


どんな作品かといいますと。

フランスでは会話がとぎれたときにいう諺
「天使が通る」
というものに由来してます。

3メートル四方の四角く、暗い部屋の真ん中にひとつの電球が。

この部屋が静寂に包まれたときに初めて。
この電球が灯る
という仕掛け。

ですから、
この部屋にいる人は物音立てずに
静かーにして。
じーっと光るを待ってるんです。

しかし、これがなか大変なんです。

けっこー部屋を出入りする人が多いもんですから、
なかなか静かにならないんですよね。

仕組みを知らないカップルなんて
「なかなか光らないね。いつ光るのかな?」
とか言っちゃってるし。

みんな心の中では
「てめぇらがいるから光らないんだぼけぇ!」
って思ってましたね、絶対。

そんな忍耐力が必要とされる部屋で、
じーっと、じーっと、じーっと、絶えて待つ。

ひたすら静寂を待つ。
小さな物音も立てないように、
じーっと動かずに、ひたすら静寂を待つ。

そうすると、部屋にいる人みんなに、
妙な連帯感が生まれてくるんです。
この感覚が、また、いいんだわ。

20分くらい待ってたかな?

やがて、ぽわぽわーんと光りだす。


a0017032_213551.jpg



はじめは小さな明かり。
最後は煌々と明かりが灯っていました。

みんな心の中では
「うぉおおおおーーー!」

でも、無言。
消えちゃうから。

すっげーニヤニヤしてたと思うよ。
僕。
めちゃめちゃ達成感あった。

最後は、
気の利いたおじさんが指を
「パチン!」
と鳴らして。
光が消える。
みんな、
緊張感と、こらえてた笑いを吐き出す。

あの一体感、よかったなー。


今の世の中って、
音で溢れすぎてますよね。
どこに行っても、音がある。

音楽、車の音、人の声、鳥の声、クーラーの音・・・。
音が無い場所って、実はなかなか無い。

静寂の貴重さを改めて認識できたし、
静寂の心地よさも実感できた。

あれは、ほんとよかった。

作品そのものよりも、
作品を通して考えされられること、
感じられたが素晴らしかった。

「気付き。」

これが芸術を楽しむことで得られる、
素晴らしさじゃないでしょうか?

お暇な休日をお過ごしの方。
ぜひ、ふらっと行ってみてください。

========================================
横浜トリエンナーレ

場所:横浜山下公園
アクセス:みなとみらい線、
       元町・中華街駅(山下公園)」下車
       4番出口より徒歩5分
会期 :~12月18日 日曜日まで

=========================================
[PR]
by billybrown | 2005-11-27 21:20 | その他